冬季剪定
冬季剪定が終わりました。
秋季剪定で一度徒長枝などかなり整理してあるので少し負担は減りますが、毎年11月から2月位までほぼ毎日細かい部分まで本剪定をします。

剪定の基本は教わるものの、木のつくりや樹齢、状況等により全く違うので研修当時はまともに切れなかったのがだいぶ分かるようになり今では結構好きな作業です。
簡単に教えられるものでもなく、非常に大事な作業でもあるのでこの時期は夫婦二人でじっくり木と向き合いながら作業を進めるのでなかなか進みません。
今年は晴れている日が多く、また比較的暖かな天候が多かったのもあって無事1月中に成木の剪定が終わりました。毎日晴れて気付くとほぼお休みもなく(笑)

完全防備をしているので昼間は汗をかくほど暑い日も多い一方、日差しがなく風が強いと寒かったり、日が落ちて急に寒くなったりと服装調整も難しいです。
また美味しい桃になるのには低温欲求時間があるので寒さが必要だったり、雨が降らないと潅水が必要だったりこの時期の気候もとても重要なんです。
作業中にはノラ猫さんがやってきたり、ハクセキレイは常に近くまで寄ってきて虫などを探しています。日が暮れると満月が現れたり、自然を感じながら作業を頑張っています。
